目的は自分が本当に望んでいることは何かを発見すること

2012年2月 9日
フェルデンクライスによる丹田の使い方は自分が本当に望んでいることは何かを発見することにつながるということ、つまり

丹田の使い方の実践をどのように心の領域に生かしていくのかの説明となります。
そして、実践法です。

そして、年齢の問題と個人と全体のどちらが重要なのかという議論も展開します。

フェルデンクライスの特に個人セッションで、レッスンの最後に立ち上がらせる動作を誘導することが多いのですが、なぜそうするのかという本当の理由が分ることでしょう。

椅子やベットから立ち上がることにこんな意味があったのか!っときっと驚くと思いますよ
意図や理由が明確になるとさらにレッスンの効果が上がると思うのです。

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目的は自分が本当に望んでいることは何かを発見することだ。
by モーシェ フェルデンクライス

丹田のコントロールが起きるときのあらゆる自発的な正しい行動の中に知る普遍的な態度を引き出すことができると感じられる。

ミュージシャン、ダンサー、そして表現の手段として筋肉の技量を使う一般の人達は
下腹部のコントロールを体系的に使うことで、自分の学習期間が相当短くなり、さらに技のレベルが自分が目指すことができるレベルまで高められることが分るだろう。


by モーシェ フェルデンクライス

『自己の力∨精力善用』第40号『第18章:小さな哲学』の目次。

[ 第18章−1:丹田のコントロールを使って動機を単純にする

[ 第18章−2:自分が本当に望んでいることを見つけること

[ 第18章−3:自己主張と自己放棄

[ 第18章−4:自己の領域

[ 第18章−5:自己コントロールと放棄

[ 第18章−6:椅子から立ち上がる

[ 第18章−7:丹田のコントロールのシステム


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丹田を使うための練習法

2012年1月25日
丹田の使い方の実践です。
いよいよ核心です。

ついに丹田のコントロールの仕方の練習法の詳しい図入りのやり方(ATM)までたどり着きました。
一部FI の技法も入っています。

扉は開かれました、後は実践あるのみです!
そして、皆さんが丹田のコントロールの使い方を身につけて、伝承していっていただければいいなと考えています。

フェルデンクライス博士が日本に還したかった技法は丹田のコントロールだったのでしょう。
フェルデンクライスのレッスンで行う特殊な起き上がり方の風の形咳をしたり唾を飲み込む呼吸法なども丹田をコントロールする練習ための体系なのですね。

だから、モーシェ・フェルデンクライスは武術のインタビューで生徒達に丹田の使い方を教えていると言っていたのでしょうね。

丹田の動きが身体の使い方と心の働きの両面を表していることがフェルデンクライス博士の伝えたかった精力善用の言葉の意味なのだと思います。
それが自己の力つまり potent self であると言いたいのでしょう。


丹田のコントロールというものはね、ある自己の使い方から別の使い方に切り替えるときの身体の最も適切な状態だ。

丹田のコントロールは言わば、活動している身体のニュートラルギアなんだよ。

私達がしようとする他のどんなことでも、体と心を最大限に生かして使うやり方で行いたいのなら、私達はこの状態を通過するものなんだ。

by モーシェ フェルデンクライス

第17章:丹田のコントロールの目次

[ 第17章−7:自分の中にある能力から始めること

[ 第17章−8:斧を振り下ろす動作]

[ 第17章−9:息を吐き出しながら下腹部を膨らます

[ 第17章−10:頭のニュートラルな位置を見つける

[ 第17章−11:下腹部と呼吸の連動

[ 第17章−12:丹田の呼吸の生理]

[ 第17章−13:楽に椅子の上に立ち上がれるか?]

[ 第17章−14:丹田のコントロールはなぜ重要なのか?]

[ 第17章−15:可逆性を使って椅子の上に楽に立ち上がる]

[ 第17章−16:性行為との関連性]

[ 第17章−17:肛門括約筋の観察]

[ 第17章−18:正確な丹田コントロールの状態]

[ 第17章−19:丹田コントロールを学ぶ障害となる点]

[ 第17章−20:股関節の可動性を誘導現象で向上するFI]

[ 第17章−21:誘導現象とストレッチの違い]

[ 第17章−22:丹田は身体の根本原理である]

[ 第17章−23:腹の特別な3点

[ 第17章−24:脚の正確な配置を見つける]

[ 第17章−25:立位で頭のニュートラルな位置を見つける]

[ 第17章−26:丹田を回転させる]

[ 第17章−27:丹田を使って椅子に座る]

『自己の力∨精力善用』第39号
『第17章:丹田のコントロール③』より

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丹田と骨盤と頭の関係

2011年10月25日
古き日本では丹田は同義的に使われていました。フェルデンクライス
博士は第二次世界大戦前の古い日本文化に属していますから、は古い日本語の概念で使っていると思います。

もちろん、ヤナイのレッスンでは丹田と言う言葉で説明しています。
そこでは丹田について

Tanden is one of the foundations of faith in every faith.」

と語っています。


さて、いよいよ丹田コントロールの実践に入ります。
フェルデンクライスが学んだ日本の伝統的身体技法の謎が明かされて、どのようにやればいいか分ることでしょう。

まず全体的なビジョンをはっきりさせるために、丹田と骨盤と頭の構造的配置を最適化するための説明がされます。

頭は水に浮かぶコルクのような滑らかさで自由に浮かぶものなんだよ。

環椎(第一頚椎、背骨の一番上の部分)は骨盤から上の方の身体のどこでも随意緊張がないまま頭が立位でバランスを保たれているときに

背骨を通って上がって来た水流の噴出が頭蓋骨にぶつかる頭蓋骨の天辺の点の方向に常に指し示すべきなんだ。

by モーシェ フェルデンクライス


これを実現するために目の使い方を学びます。

丹田のコントロールは自律神経系のコントロールでもあります。
後は実践です

この内容から先はヤナイのレッスンにものっていませんから、ここだけの秘密です!
冗談はさておき、ここにフェルデンクライス・メソッドの根本的なレッスンがあるのは本当です。
ここから始まったわけですね。

始まりに究極があったりします。みなさんとともに始まりに遡ってきました。

いよいよラストスパートですね。

秘密の扉を開けるのはみなさんです。
最後までお楽しみください


『自己の力∨精力善用』第38号
『第17章:腹と骨盤と頭』より

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フェルデンクライスを理解する

2011年9月 5日
フェルデンクライス メソッドで使われる技法の可逆性(任意に動作を止めたり逆転すること)がどのような意味と目的があるかの説明です。

可逆性は単に動作のコントロール能力を高めるためのものではありません。

正しいやり方は

ともかく交差性動機の糸の結び目のもつれをほどくこと

そうすればすぐに、

人はなんと

他の誰でもない自分自身の中に隠されていた能力の宝物
バイタリティを発見する。

by モーシェ フェルデンクライス

そして、丹田の扱い方つまり精力善用こそが自己の力を発揮すること
であることを説明します。

抑制と興奮の観点から見て、この大脳皮質の状態は緊張の消去を楽にするので、
緊張の減少はより可逆性の状態を引き起こすのだ。

緊張はさらにもっと減少して、呼吸はリズミカルになる。

要するに、

フレーム全体が楽に滑らかにコントロールするように
フレーム全体をチューニングするという方法でシフトアップする。

意図はポイズになり、体はトーヌス状態に保たれ、
体は暖かく額は涼しい

自己のバラバラになった部分をまったく知覚しない、
全存在が丸ごとひとつに感じ、

下腹部が自己の源であると感じる、

あらゆる動作で骨盤が先導しながら。

このようにして、 自発的な姿+勢( acture )に到達されるわけだ。

by モーシェ フェルデンクライス


『自己の力∨精力善用』第37号
『第16章:これまでの概念の明確化』より

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学ぶというアート

2011年8月28日
学び方を学ぶとはどういうこと?

学ぶっていったい何を学ぶということなの?

学びのアートとは?

いよいよ佳境に入ってきました
今回の内容はフェルデンクライス メソッドの技術の説明です。

フェルデンクライス・メソッドがどのような戦略をもって身体動きから心の問題を同時に扱うのかが分ります。

外科的治療精神分析フェルデンクライス・メソッドの比較をして、フェルデンクライスがどのような技術を使うのか鮮明になります。

次回は具体的なレッスンを上げて個々の動きの意図を説明して、この技術体系が実際のレッスンにどのように使われているのかを結びつけます

こういうことなんだ!って思うと思います

さらに、対象となる人は学ぶというアートを学ぶ、これはあらゆる働きに応用できるのだ。

そして、得られたコントロールは、いったん普段の振る舞いに統合されれば、

まったく特別な注意と関節のエクササイズをしなくても効果的に残るものだ。

 by モーシェ フェルデンクライス



『自己の力∨精力善用』第31号
『第15章:フェルデンクライスの手法①』


第15章:フェルデンクライスの手法①の目次

[第15章−1:着手の仕方

[第15章−2:環境と心と体の機能上の統一体に呼びかける

[第15章−3:ある十二指腸潰瘍の人]

[第15章−4:どのように姿+勢形成されたのか

[第15章−5:治療経過と成熟]

[第15章−6:心理分析から姿勢改善

[第15章−5:治療経過と成熟]

[第15章−7:学びの統合あるいは移行は学習能力次第

[第15章−8:身体行動から始める理由

[第15章−9:フロイトの業績を効率よく使うために]

[第15章−10:フェルデンクライスの手法

[第15章−11:フェルデンクライスの手法の特徴

[第15章−12:強迫性で厳格な道徳規範を忠実に守る人]

[第15章−13:呼吸のあらゆる可能性:呼吸法のレッスンの意味

[第15章−14:フレームの再教育という方法論]

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モーシェ・フェルデンクライスの目的

2011年3月 2日
フェルデンクライス・ライブラリーより
『自己の力∨精力善用』
第24号『第11章:不安感解消への再調整②』について

ここで、モーシェ・フェルデンクライス博士は

不安を解消するためにはターゲットを明確にする必要があることを示します。 つまり、レッスンの照準をどこに合わせるのか?を明確にします。

レッスンのねらいはここまでの議論からとても明確に浮かび上がってくる。

レッスンのねらいは人に彼に与えられた態度や行動パターンを取り入れる導いた理由や出来事を意識させることではない、このような認識は彼が停止された硬直性の点から成熟過程を再始動させる助けとなるのだが。

レッスンのねらいは人に私達の社会の伝統と慣習の欠点に気づかさせることでもない、社会の伝統と慣習はしばしばかなり理性に反するし、最も早い機会に、それは常に今すぐということなんだが、一掃される必要があるのだが。

社会の伝統と慣習を一掃することは彼が自己再調整をして別の安定した配置にすることを助けることもあるが、この目標はそれでも彼を単純な松葉杖を使う代わりに素晴しい玉杖を使うチグハグな不自由な人のままにするだろう。

レッスンのねらいは自分の行動の内部で働いていることへの洞察力を人に与えることでもない、このことも大きな助けにはなるのだが。

自分の初期経験にまったく気づかない何百万人もの人々がいる。このような人達は社会のあらゆることは単純に神から与えられた完璧なことだと確信しているので、このような人達は自分の行動の内部の過程への洞察力はない。

それにもかかわらず、彼らはたじろがず、誰かの感情的な支えをまったく必要としないで、嵐の中自分の船を操縦することができる。

by モーシェ・フェルデンクライス

じゃあ、どこに照準を合わせるのか?
じっくり読んでくださいね



第11章:不安感解消への再調整②目次

[第11章ー8:成熟の三段階/不安感からの解放]

[第11章ー9:行動するときの強迫性の程度が最重要]

[第11章ー10:結果の指示でなく遂行法の指示]

[第11章−11:素晴らしさと惨めさの鍵]

[第11章ー12:再調整の目標]

[第11章ー13:発話と感情の結びつき]

[第11章ー14:機能不全の理解]

§行動を改善するために必要なこと

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フェルデンクライス・ライブラリーの創刊にあたって

2011年1月 8日
イルカは人にインスピレーションを与える動物だそうだ。でも、イルカは肉食だよね。プレデターで狩人なんだ。非捕食者とおなじように狩りに失敗すれば、命を落とすことだってあるし、徐々に弱っていくでしょ。

知識を得るってことも同じ気分だと思う。どうも誰かが育ててくれた牧草地に生えている草をハミハミ食べている感じじゃない。忍耐強さと積極性が必要なんだ。

フェルデンクライス博士は1950年ごろフェルデンクライス・メソッドを確立した言われるのはなぜだろう?

この頃、第二次世界大戦が終了し、嘉納治五郎との約束を果たすべく書いた柔道の本が出版され、その後ベストセラーになるBody and Mature Beheviorが書かれた時期だからなんだ。つまり、この時期にフェルデンクライス・メソッドの戦略的実践理論が具体的に確立されたんだ。

この時期に書かれた身体の動きと心理に関するとても重要な本が存在する。この時代の人達には受け入れられないなっと考えて出版されなかった本、フェルデンクライス博士の死後最後に出版された本、その本がThe Potent Self

この本の題名を『自己の力あるいは精力善用』と訳そう。自己の力は読めばすぐに納得すると思うし、最後まで読めば精力善用も納得してもらえると思う。この本には実名こそでないけれど、フェルデンクライス博士の出会った多くの人物が登場するからね。

この本はフロイトから始まる近現代の多くの心理学や生理学の説明を経て詳しい理論と実践は今や世界のフェルデンクライスのプラクティショナーだけでなく、様々な心理療法やボディワークそして音楽やダンスやアスリートのトレーナー達にも影響を与え続けているんだ。

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