フェルデンクライスを理解する

2011年9月 5日
フェルデンクライス メソッドで使われる技法の可逆性(任意に動作を止めたり逆転すること)がどのような意味と目的があるかの説明です。

可逆性は単に動作のコントロール能力を高めるためのものではありません。

正しいやり方は

ともかく交差性動機の糸の結び目のもつれをほどくこと

そうすればすぐに、

人はなんと

他の誰でもない自分自身の中に隠されていた能力の宝物
バイタリティを発見する。

by モーシェ フェルデンクライス

そして、丹田の扱い方つまり精力善用こそが自己の力を発揮すること
であることを説明します。

抑制と興奮の観点から見て、この大脳皮質の状態は緊張の消去を楽にするので、
緊張の減少はより可逆性の状態を引き起こすのだ。

緊張はさらにもっと減少して、呼吸はリズミカルになる。

要するに、

フレーム全体が楽に滑らかにコントロールするように
フレーム全体をチューニングするという方法でシフトアップする。

意図はポイズになり、体はトーヌス状態に保たれ、
体は暖かく額は涼しい

自己のバラバラになった部分をまったく知覚しない、
全存在が丸ごとひとつに感じ、

下腹部が自己の源であると感じる、

あらゆる動作で骨盤が先導しながら。

このようにして、 自発的な姿+勢( acture )に到達されるわけだ。

by モーシェ フェルデンクライス


『自己の力∨精力善用』第37号
『第16章:これまでの概念の明確化』より

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効率的に学習したいなら

2011年9月 4日
何かを修得するためには時間が必要ですよね。

なんのために時間が必要なのでしょう?
もちろん、学んだことに習熟して自動化するためということがあります。

ここでは見落とされがちなもう一つの重要なポイントが説明されます。
それは学習の段階です。

何かを学ぶとき、細かい手順を覚えようとしても覚えきれないときがありますよね。
でも、その手順の意味を理解すれば、覚えやすいですし、応用可能になります。

例えば、赤ちゃんが歩けるようになるためにはその前の段階ではいはいが必要です。
はいはいの過程がまったく省略されてしまうと、その後歩行に問題が生じてくるでしょうね。

論理的に考えられるためには、思考は否定関係を後の方で学びます。

このような人間の発達段階にそって学習の段階を組み立てることがポイントになります。
何か問題や障害あれば必要な段階を省略してしていないか探してみよう!ということですね。

今回は性の働きを学ぶことを具体例にしています。
性の障害と骨盤の位置の永久的な固定の関係を二種類に分類して説明します。

何が実際に起きているのかを認識してそれを直接コントロールすることに到達することを学ぶことが成功と失敗を偶然ではなく行為にするのだ。
by モーシェ フェルデンクライス


『自己の力∨精力善用』第36号『第16章:性の働きを学ぶ期間


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孤独感からの解放

2011年1月17日
フェルデンクライス・ライブラリーより『自己の力』第13号『第6章:依存力と成熟力』について

 
人間は他の動物よりも依存しなければならない期間が長いわけです。それで生じる様々な問題があります。誰かに認められたいという切望感がどのように孤独感をもたらすのかを説明し、この孤独感から解放する力が成熟にあることを気づかせてくれます。

多くの人々にとって、注目して欲しいと切望することは彼らの乳幼児期と同じ勢力を保っている。

別の人達にとっては、愛情が欲しいという熱望、さらに別の人達にとっては、認めて欲しいという切望や認めてもらえないことに対する恐怖感は全人格の主な原動力になる。

例外的な都合の良い状況だけしかこのような人達を痛ましいショックから救い出さないものだ。

このような人達は概して世界は敵意に満ちていると見出し、運命や神や実証できない力による欠点なんだと責任転嫁する現実逃避をするための一時しのぎの弁解が必要なんだ。

モーシェ・フェルデンクライス




今回の内容の目次

[第6章-1:幼少期の学習には依存が必要である]

[第6章-2:思考の源泉]

[第6章-3:孤立する恐れを感じる理由]

[第6章-4:孤立の恐れからの解放]

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なんで悩みを引き寄せてしまうのだろう?

2011年1月17日
フェルデンクライス・ライブラリーより『自己の力』第11号『第5章:行動と環境』について

思い込みや思考法の混同がどのように形成され、それがどのように肉体の変化を伴う障害を生じるのかの説明を始めます。

生まれながら正義感、貪欲、寛大さなどの人間独自の『人間性』を持つという考え方と
生まれながら人間は他の動物と似た反応をするという考え方の対立する思考
の混同が悩みや障害を生んでいることを実例で説明し、

自分がどのように考えているかを詳細に調べることで悩み解消できることを示します。

今回の内容の目次

[第5章-1:社会性への順応]

[第5章-2:環境と無関係な個人は想像できない]

[第5章-3:所有の概念やフェティシズムの成立]

[第5章-4:態度や習慣の形成体の仕組み]

[第5章-5:悩みを引き寄せる仕組み]

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動機と行動/動機の分類

2011年1月13日
フェルデンクライス・ライブラリーより『自己の力』第7号
「第3章:動機と行動/動機の分類』について
 

認識できる動機と認識しにくい動機を(脳)生理学的観点で説明しています。

認識できる行動⇒緊張が身体の特定部分に局在

認識していない行動⇒緊張が身体に広く分布⇒反射行動∨自動化(習慣)行動

例えば、不安感や無気力感は身体の特定部分に緊張が局在するものではないから、軽減策を見つけることが難しいことが説明されます。

そして気づきが必要なことがわかります。

次回の第3章は条件反射や神経症の脳機能についての実験の考察が解説されていきます。
ここで何を区別しているのかじっくりと取り組んでいただくことが次回の内容の理解につながると思います。

不安感はこのような様々な方法で身体のとても多くの異なる部位に関連して引き起こされ得るし、あまりにも各人各様で、同じ人でも時間経過であまりにも異なり得るので、不安感に関連した緊張を認識することはいつも簡単ではない。
それゆえ、気づきが始まらないと、私達は自分の中に起きていることに気づかないことだけでなく気づかないこと自体にも気づいていないことを信じることはとても難しい。

....この緊張感を見分けることができることがとても重大になるわけだ。

The Potent Self by モーシェ フェルデンクライス


今回の内容の目次

[第3章-1:必要不可欠な行動は身体に限定された緊張として感じる]

[第3章-2:認識しにくい緊張感]

[第3章-3:三種類の動機

[第3章-4:認識していない動機と反射による動機を区別する実験]

[第3章-5:反射による動機と言えない習慣による認識されていない動機がある]

[第3章-6:認識されていない行動は反射行動と習慣化行動とこれらの境界領域行動に分けられる]

姿勢と心理学

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